去年の新聞を騒がせてくれた「冥王星がなくなっちゃう問題」で、惑星が増えるの少なくなるのと議論の挙句、最終的には冥王星が惑星ではなく、巨大な小惑星(謎)であると結論付けられた話ですが、その名称をどうするか?という話の結論もようやく付いたようで・・・
とりあえず、海王星以遠の小天体を「ヘッジワース・カイパーベルト」という呼び方に対する和名として、「太陽系外縁天体」と呼ぶ事を推奨するそうで、これには冥王星も位置的に含まれる事になるんですよね・・・
そして冥王星やエリス(2003 SB313)、火星と木星の間にあるセレスなどの大きい小惑星を、惑星と別に「ドワーフ・プラネット」とするようIAUが決定したのですが、この名称を今まで仮の和名として「矮(わい)惑星」としてたのですが、今後は「準惑星」という名称を用いるとか。
なんでも、理由の一つに「矮」という字が難しいというのと、語感が良くないという意見があったのだとか・・・
因みにこの名称、今後は学校などで使われていく事になるんだそうです。
<冥王星>分類名は準惑星、新定義対応の和名提言 学術会議(毎日新聞)